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東京ドーム(9681)「ラクーアに行ってみて」/2003年6月11日更新 |
■会社概要: |
ドーム球場が高稼働、子会社で金融・ホテル業、遊園地など、東京ドームシティへ経営資源集中 |
■その他情報: |
会社HP/ヤフーファイナンス株価 |
■編集動機: |
今話題の?ラクーアに行ってみての感想。 |
コラム本文(5/27メルマガ掲載文に加筆) |
5月25日の日曜日に(旧)後楽園遊園地に 行ってきました。今は正式名称は東京ドームシティアトラクションズと
いうそうです。その日は到着したのが日曜日の夕方6時過ぎだったせいなのか親子連れ等は少なく、 リニューアルオープンして1ヶ月弱の割には空いている印象を受けました。 まずアトラクションで言えば、新しくできた"サンダードルフィン"という ジェットコースターが最大1時間待ちで 最も混雑していましたが、その他のアトラクションはそれ程混雑していない・・・ (観覧車は点検のため運休、何も 日曜日に止めなくても・・・) 特に昔からあるアトラクションやその付近のほとんど改装されていないエリアは超がらがら・・・。リニューアルに伴い、 入園料をなくし、フリーパスのような システムもなくなり、個別のアトラクションに乗る度に料金を徴収するシステムに 変更したせいかと思いますが、人の集まっているエリアとがらがらのエリアのあまりの違いに驚きました。 確かに東京ドームのHPをみると、株主向けの経営戦略の中で「東京ドームシティの活性化につながる ラクーア投資以外の既存設備の投資は極力圧縮し、減価償却費等の資本費負担の軽減を図ります。」と 言ってはいるが、昔の「後楽園遊園地」時代を知っている人間に言わせると、昔の入場ゲート付近だった場所は 全く改装されておらず、昔は栄えていたその場所の低落ぶりに物悲しくなりつつ、昔の入り口の側のクレープ屋の クレープを食べました。 このように同じ敷地の中で勝ち組エリア、負け組エリアとはっきり色分けされている様子が まるで社会の縮図のようにもみえました。 リニューアルの最大の目玉と言われる、"ラクーア"のスパには行かなかったのですが、同じビルの中に入っている 物販、飲食店は見てきました。しゃれた店からユニクロまで幅広い店が入っていましたが、その中で注目したお店が "ヴィレッジ ヴァンガード"(2769)というお店。 つい1ヶ月程前にジャスダック市場に上場した会社が展開しているお店です。 輸入雑貨やちょっとかわった書籍等、様々な物珍しい物を売っていて、中々人を集めていました。 ただ店員の兄チャンが、スキンヘッドにアゴヒゲを たくわえてて、ちょい怖い、(^_^;)かっこいい? でもこれを書くついでに会社のHPを みたら、どこのお店もそんな感じの人がいるみたいで まあ店の雰囲気にはあっているのでいいんじゃないかと思いました。 (それにしても株式公開企業にしてはなんとも簡単なHPでした・・・。) ヴィレッジ・ヴァンガードHP 私は個人的にこの「ラクーア」のオープンする半年前くらいの去年末頃から東京ドームの株式が気になっていて、 結局は買わなかったのですが株価はそれなりに上昇。(2002年終値:248円→2003年6月10日終値:331円) そして今回実際にみて思った事は、東京ドーム、東京ドームホテル、東京ドームシティアトラクションズ(旧後楽園遊園地) ラクーアが四位一体?となって全体の集客力を高める狙いなのか?それはディズニーリゾートを運営するOLCの 滞在型テーマパーク構想に近いものがあると思うけど、それには遠く及ばないものかな〜という事です。 少なくともアトラクションなどは、広域からの集客というよりも、「ラクーア」を含めて近隣のOL狙いといった感じ。 でも東京ドームのHPからの情報によるとこの「ラクーア」にしても事業費170億円と大した規模ではない。 簡単なてこ入れといった感じなのでしょうか?。ただ、東京ドームにしろ、OLCにしろ、もう既に用地は一杯一杯、 この次の拡張余地は少ない・・・、OLCは質の向上を目指して新しいアトラクションの導入や改装を繰り返し 「完成しないテーマパーク」として浦安近辺を徹底的に強化するのでしょうが、東京ドームはどうするのか? 東京ドームの次の戦略が待たれるところです。 |
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